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地鎮祭と上棟式

地鎮祭とは新築の工事に先立ち、土地の神を祝って敷地を鎮め、その土地を利用させてもらう事の許しを得て、工事中の安全と建築物が何事もなくその場所に建っていられることを願う儀式の事です。
大まかな流れとして

1.神座の四隅に斎竹を立て、しめ縄をめぐらし紙垂を下げます。
2.神饌…米、塩、山の幸・海の幸・畑の幸と神酒を飾ります。
3.四方祓い…お神酒、米、塩、白紙敷地の中央と四隅にまきます
4.鍬入れ…設計者が鎌、施主が鍬、施工者が鋤の順で盛砂を三度作業する仕草を行う。5.鎮物…神主より建物の基礎工事の時に建物のほぼ中央に埋めて下さいと鎮物が渡されます。
その後、地鎮祭が終わるとその場所で直会を行います。
お神酒で乾杯します。
上棟式は儀式的な意味もありますが、無事棟が上がったことに喜び、感謝し職人さんをもてなすお祝いです。
工事に関わった人が一同に集まり、今後の工事の安全祈願とお互いの協力で家造りを行っていこうとする意思表示の会でもあります。
このように上棟式はお祝いの会ですので、一般的な住宅では地鎮祭、上棟式共に地域によって手法や形式も異なります。
数ヶ月に及ぶ工事期間に家づくりに関わる人達が一度に集まる機会はほとんどありません。
上棟式は建て主(施主)にとっても、職人さんにとっても、お互いの人柄を知る良い機会なので信頼関係が深まることでしょう。
しかし近年、特に都市部では地鎮祭や上棟式を行わない人も増えています。
確かに手間とお金がかかります。
しかし自分達が数十年も暮らしていく家であり、また近隣の方へのご挨拶でもあります。
新築の家造りを行う際にこのような風習が行われないのは少し残念なような気がします
タグ:地鎮祭
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