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家造りの土地を考える

土地がなければ注文住宅で家を建てると決めても建てられないですよね。
住宅と不動産<土地>の関係は密接なのです。
既に家を建てる土地をお持ちの方、またこれから土地探しをする方も土地の、地盤の強さを考えてもらわなければいけません。
一戸建ての耐久性を決めるのは一番下で支える地盤と基礎です。
地盤が建物の荷重に対して耐えられなければ建物は傾いてしまいます。
建て替えの場合は元々家があったところなので地盤についてあまり気にしなくてもいいと思いますが宅地造成地は注意しましょう。
宅地造成地などの切土は土地を切って造成しますので心配はいりませんが盛土は土を積み重ねていくので地盤が安定していません
。安定には1年以上はかかります。
どうしてもすぐに家を建てなければならない時は地盤調査を依頼しましょう。
地盤の沈下には注意しなければなりません。地盤の沈下は地盤の弱い土地を埋め立てたり、傾斜地を造成したところで起こりやすく、もし現場周辺をみてそんな雰囲気が感じられれば地盤調査を行う事をお勧めします。
土の中は目で状況を判断する事が出来ないので注意しましょう。
場合によっては地盤改良などを行うため、地盤改良に伴う金額が増え、工事期間も長くなるので注意しましょう。
また最近の新築現場ではべた基礎を採用する住宅が随分多くなりました
。べた基礎は床下全面に鉄筋コンクリートで一体につくられた基礎です。
建物の重さを広い面で受け止めるため単位面積あたりの重量が布基礎より小さく、多少地耐力が不足する地盤であっても沈みにくくなります。
家造りも大変ですがその土台となるのは土地なのでそこで建てると決めたら地盤に関しては惜しまずに調査しましょう。
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木造住宅を考える

注文住宅で家造りを考えハウスメーカーを選んでいく中で、各ハウスメーカーが様々な工法で注文住宅を建築していることが分かると思います。
その中に木造住宅があります。
日本人にとって木は最も身近な建築材料で、昔から日本の家屋は木造で造られてきました。
木造住宅について考えたいと思います。
木造住宅とは簡単に言えば、柱や土台などの骨組みが木でできている家のことです。
骨組みに使う木を構造材は家を支える重要な役割を果たすので、特に強さや耐久性が求められています。
木造住宅に使われる木は切り倒した直後は水を含んでいます。
切り倒した木を乾燥させて使うわけですが乾燥するにつれて木は縮んだり、ねじれたりしていきます。
乾燥をしていない生木を使うと接合部分にすき間ができたり、壁の中に隠れた柱がねじれ、壁の表面がひび割れるなど後々のクレームの対象になることが考えられるため必ず乾燥させた木材を使用しなければいけません。
木造住宅づくりは昔から大工さんと技術によって支えられてきました。
住宅の耐震性等の問題を考えなければいけませんが木の良さをもう一度考え本物の木造住宅を建てようとするならば、まだまだ大工さんの匠の技が大切なのです
。木の良さを家の内部に活用し、大工さんの技を出せるのも木造住宅の魅力のひとつだと思います。
木造の注文住宅を建てるならば地元の職人さんと協力して家造りをしているハウスメーカさんを探しだす事をお勧めします。

工事工程

1.地縄張り…敷地の中で建てる建物の配置や、地盤の高さなどを確認する。

2.地鎮祭…土地を清め、工事の安全を祈願する儀式。

3.基礎工事鉄筋を、たて方向、よこ方向に組み、コンクリートを流しこみ、建物の基礎をつくる。

4.木工事…土台、柱をたて、梁をかけて構造の骨組をつくる。

5.上棟…建物の骨組が完了します。今後の工事の安全を祈って上棟式を行う。

6.木工事…筋違い、間柱を入れ、外壁の下地や床材の下地をつくる。

7.屋根工事…屋根の下地を張り、その上に防水ルーフォングをして、屋根の仕上げ材を工事する。

8.設備工事…電気工事、給排水工事、ガス管工事を行い、スイッチやコンセントの確認をする。

9.外部建具工事…金属サッシ、玄関扉などの取り付けをする。サッシがはめ込まれると、内部の枠や外壁の工事ができるようになる。

10.外壁工事…壁面の防水工事、外壁の仕上げ工事をする。

11.内装工事…断熱材の確認をし、内装下地を張り、その上に仕上げ工事をする。色の確認、塗装の種類の確認をする。

12.取付工事…あらかじめ打合せをした設備機器、家具工事、畳工事、照明器具などの取付工事。キッチンなどは仕上げの納まりの関係で、もっと早く取付けをする。

13.竣工検査…完成した建物の仕上がりや器具に間違えがないかどうかをチェックし、不具合があれば手直しをする。

14.引き渡し…仕上げ材のメンテナンス方法や、保証書の取扱い説明書、業者一覧表などの配布物をまとめて渡される。キーBOXを渡すとともに、今後の定期点検の確認をする。

家造りの流れ

注文住宅の家造りは何もないところから住宅が建っていく過程の初めから工事を見る事が出来る為、しっかりと建て主(施主)が自分の目で確認することもできます。
当たり前の事ですが一戸建ての建売住宅や不動産の中古住宅・マンションでは初めから工事の過程を見ることはできません。
注文住宅の家造りの良いところは施主が工事の工程を現場で見る事ができ、自分の希望の家が目の前で出来上がっていく工程を楽しむ事が出来ると思います。
しかし施主が家造りの現場を訪れて、注意すべき点があります。
それは直接現場に入っている職人さんに指摘をしたり、細かいチェックなどを入れて勝手に職人に言って変更をしないということです。
もし意見や疑問があればそれは家造りを依頼しているハウスメーカーの方に言いましょう。
現場で言いたくなる気持ちはわかりますが、施主も職人さんも真剣に家造りをしているのは同じですから直接の衝突になる事は気をつけましょう。
家造りは何もないところから始まります。
工事の途中でいい加減であったり、信頼感を感じられない業者においては別問題ですが家造りの工事も人間が行う事なので建てていく中でミスもあれば不具合も起きてしまうこともあります。
確かにミスや不具合はない方が良いと思います。
ミスがないかどうかを細かくチェックする施主の方もいますが、あまりおすすめはしません。
やはり信頼関係を大事にし、完成後もアフター点検などで丁寧に見てもらえるように心掛けた参加の仕方を考えることです。

中古住宅などの不動産物件と違い新築の家造りの場合は建てている工程がみられるのは大きな喜びでもありますね。


タグ: 注文住宅

地鎮祭と上棟式

地鎮祭とは新築の工事に先立ち、土地の神を祝って敷地を鎮め、その土地を利用させてもらう事の許しを得て、工事中の安全と建築物が何事もなくその場所に建っていられることを願う儀式の事です。
大まかな流れとして

1.神座の四隅に斎竹を立て、しめ縄をめぐらし紙垂を下げます。
2.神饌…米、塩、山の幸・海の幸・畑の幸と神酒を飾ります。
3.四方祓い…お神酒、米、塩、白紙敷地の中央と四隅にまきます
4.鍬入れ…設計者が鎌、施主が鍬、施工者が鋤の順で盛砂を三度作業する仕草を行う。5.鎮物…神主より建物の基礎工事の時に建物のほぼ中央に埋めて下さいと鎮物が渡されます。
その後、地鎮祭が終わるとその場所で直会を行います。
お神酒で乾杯します。
上棟式は儀式的な意味もありますが、無事棟が上がったことに喜び、感謝し職人さんをもてなすお祝いです。
工事に関わった人が一同に集まり、今後の工事の安全祈願とお互いの協力で家造りを行っていこうとする意思表示の会でもあります。
このように上棟式はお祝いの会ですので、一般的な住宅では地鎮祭、上棟式共に地域によって手法や形式も異なります。
数ヶ月に及ぶ工事期間に家づくりに関わる人達が一度に集まる機会はほとんどありません。
上棟式は建て主(施主)にとっても、職人さんにとっても、お互いの人柄を知る良い機会なので信頼関係が深まることでしょう。
しかし近年、特に都市部では地鎮祭や上棟式を行わない人も増えています。
確かに手間とお金がかかります。
しかし自分達が数十年も暮らしていく家であり、また近隣の方へのご挨拶でもあります。
新築の家造りを行う際にこのような風習が行われないのは少し残念なような気がします
タグ:地鎮祭

完成時期と引っ越し

注文住宅で家造りを決心してからいつ注文住宅を完成させて引っ越しをしたいですか?
ハウスメーカーに聞いてみると建て主が希望する一番多い希望の完成時期は3月のようです。
子供の進学や新学期に合わせて引っ越しするという希望が多いようですね。
次に多い希望は12月中だそうです。
お正月を新居で迎えたい、また引っ越しの作業をお正月休みに行えると考えている人が多いようです。
上記のように3月や12月に完成を希望について注意しなければいけない事があります。それは完成までの余裕をもったスケジュールを組むことです。
3月や12月は同じように考える人が非常に多いため、工事に入る職人さんも多忙になるようです。
また不動産屋で物件を探すタイミングも考えておかなければいけませんね。
話に聞くと某大手ハウスメーカーでは本来禁止しているはずの夜間の突貫工事を行う事があるようです。
夜間では近隣の方にも迷惑がかかりますし、また建物の施工自体も荒い物となってしまいまうでしょう。
工事に関する近隣の方からのクレームは建て主に対してのイメージが悪くなりますし、夜間の作業は暗い中で工事はどんなに注意して行われたとしても精度が落ちることにつながります。
予定していた完成時期までに丁寧に工事してほしいと思うのなら早めに動き余裕をもった工事期間を組んでもらったほうがよいでしょう。
そのためにも家族で理想の家の形を話し合ったり、雑誌やインターネットなどで情報収集をして。
家族の意見をまとめておくといいでしょう。
早めの準備がいい家造りと理想の完成時期の希望をかなえるでしょう.。
また新築の完成時期と賃貸物件からの引っ越しのタイミングもよく考えておきましょう。

タグ:家作り
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家造りの期間とプラン

注文住宅で家を建てる決心して完成するまでの平均15カ月の間は、家を建てる人は何をしているのでしょうか。
注文住宅の家造りはマンションや建て売り物件の購入と違って完成時期を自分で決められます。
しかし注文住宅でいい家を建てるには意外に時間がかかるものです
。家を建てる決心をしたら、まずは建築を依頼する住宅メーカー選びをしなければなりません。
現在、多くの人は住宅雑誌やインターネットで調べたり、住宅展示場へ行って情報収集をします。
そして、複数の会社と接触し、比較検討する中で、自分にとって理想と思える家造りをしてくれるだろう1社のハウスメーカーを決定します。
ここまでに、5~7カ月くらいかかります。
選び出した1社のハウスメーカーとプランを煮詰め、契約を結ぶまでに4~5カ月かかります。
さらに、工事期間は工法や建物の規模にもより変わってきます。
だいたい4~5カ月くらいかかります。大掛かりな地盤改良や地盤補強が必要な場合は工事期間はさらにかかるものとして考えましょう。
また木造やプレハブ住宅の家の場合は短く、規模の大きな家やコンクリート住宅は工事期間を長めにみておきましょう。
注文住宅を建てるハウスメーカー選びや家造りのプランニングにかかる期間は、ある程度は短縮できると思います。
また住宅雑誌やインターネットで情報をしっかりと集め、展示場やショールームで比較検討しなければ満足のできる家ができないのも事実なので期間と同様にプランに関してもしっかりと考えていきましょう

家造りは時間がかかる

家を建てる人のほとんど初めてで一生に一度の家づくりだと思います。
最近の建て主の傾向ですが、打合せ時間が多くかかると聞きます。
その原因はインターネットネットなどの情報を集め過ぎて自分で何が良くて何が悪いのか、判断できない人が多くなっているようです。
情報を集めるのは一生に一度の大きな買い物だから仕方ないと思いますがあまり自分で悩まずに相談して納得したら前に進んでいくのが良いのではないでしょうか。
満足できる注文住宅を建てるには意外に時間がかかるものです。
では、家づくりを決断してからどのくらいの期間をみればいいのでしょうか。
注文住宅の家造りはマンション購入や分譲一戸建てと違いがありますが、建築時期を選べるというのも、そのひとつです。
家づくりをスタートしてどのくらい時間をみておけばいいのか、段取りと目安の期間を事前に知っておく方がいいでしょう。
最近では段取りに関して注文住宅を依頼したハウスメーカーから家造りの工程表を出していただけるようです。
また既に注文住宅を建てた人に聞いたところ、平均で約15カ月かけています。
注文住宅で家を建てようと決心して情報収集を開始してからの時間です。
家を建てようと思ってから、早くても1年強の時間がかかるようです。
注文住宅は間取りやインテリアなどのプランだけでなく、家づくりの時期を決められ、いつごろ完成させるのかを決めることができるのが大きな特徴のひとつです。
しかしこんな家がほしいと思ってもすぐに手に入るわけではありません。
住宅メーカー選びからコンセントの位置に至るまでプランの詳細を決めるので工事を経て完成に至るまでは、かなり時間がかかります。

信頼関係づくり

昔は工務店やハウスメーカーが建て主となるお客様に様々な提案・説明をし、どちらかといえば工務店・ハウスメーカー主導の形で家造りの話が進められてきたような気がします。
家造りに関して素人が口を出すなというような雰囲気だったかもしれません。
しかし現在のハウスメーカーや地域の工務店は建て主となるお客様から複数の他社と比較される為、またお客様は様々な知識を本や雑誌、インターネットで手に入れ、事前に勉強してくることも多々あるようです。
こういった状況の中、工務店やハウスメーカーは常に顧客満足度を高める努力をしています。
様々な独自のサービスや建物のプラン、新たな資材の開発なども日々考え、競合他社との差別化を狙っているのでしょう。
またお客様からの信頼度を高める努力をしています。
思いどおりの満足する家が竣工し、数ヵ月後に不具合が見つかったとします。
さてその時あなたはそれを手抜き工事と言いますか?
人間がつくるものだから、こういうこともあると思えますか?
信頼関係を築けず、ただ単にビジネス的に終わった工事であると、手抜き工事だったのかもしれません。
家は定期的な手入れと点検が必要なのです。
家にも掛り付けの医者が必要なのです。
その家を建てたハウスメーカーが定期的にアフター点検などをするのであれば、文句を言いながら家を見てもらう。
そういった関係をつくることもどちらにとっても良い関係になるのではないでしょうか。
またアフター点検にも力を注いでいるハウスメーカーに家造りを頼む事も大切ですね。

家造りを考える

誰もがいい家を建てたい、自分だけの一つしかない家を建てるのが夢だと思いますよね。
家を建てようと思った時、様々な方法で情報を集めますよね。
本や雑誌、インターネットなどを使い様々な情報を手に入れたり展示場に行ったりもしますよね。
また、ハウスメーカーに資料請求などもして資料を取り寄せたりも。
でも多くの情報を集めすぎたばっかりに情報に振り回されて、方向性を見失ってしまうことも…。
もちろん様々な情報を手に入れて検討していくことは、とてもよいことで当たり前の事だと思います。
しかし本屋さんに行くと『賢い家の選び方』などのタイトルがついた本がぎっしり並んでいますよね。
中古住宅や建売住宅ならば『選び方』でもいいとは思うのですが、注文住宅は家の選び方ではないと思います
。注文住宅はその家族の考え方に基づいてつくっていくものなのです。
しかし街並みを見ると、周辺環境を考えずに建てられたお家が多いと思いませんか?流行を追いかけたお家が多すぎるように思えます。
これも情報に飲み込まれ方向を見失った結果ではないでしょうか?
またインターネットが普及する前は工務店やハウスメーカーが様々な提案・説明をし、どちらかといえば工務店・ハウスメーカー主導の形で家造りの話が進められてきたような気がします。
しかし現在では、様々な情報が手に入る時代になったので建て主の知識の整理に時間がかかってしまう傾向にあると思います。
その情報が整理されず、この建て主は一体どんな家を求めているのだろうかとハウスメーカー側も迷ってしまうことも多々あると思います。
一番初めにこだわりの部分をはっきりとさせておくことが重要だと思います。

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